0344870101はエポスカード滞納による督促電話 支払いが遅れるとどうなる?

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03-4487-0101はエポスカードの督促電話なので、無視をせず対応しましょう(c)Getty Images
03-4487-0101はエポスカードからの連絡である可能性が高く、支払い遅れの確認などが目的と考えられます。心当たりがある場合は、まず電話に出て内容を確認しましょう。 この番号からの連絡を無視すると、滞納分に遅延損害金が加算されたり、信用情報に傷がついて新たな借り入れが難しくなったりするおそれがあります。返済が困難な場合は、弁護士や司法書士に相談し、債務整理を検討することで解決の糸口が見つかるかもしれません。 03-4487-0101からの電話の内容、無視した場合のリスク、債務整理のメリットについて解説します。

目 次

1. 03-4487-0101はエポスカードからの督促電話

2. エポスカードから電話がかかってくるのはなぜ?

3. エポスカードの支払いが遅れた場合はどうなる?

3-1. 484円の事務手数料がかかる

3-2. 年率14.6%の遅延損害金がかかる

3-3. エポスカードの利用が停止される

4. エポスカードから督促電話がかかってきた場合の対処法は?

4-1. 再引き落としはないので指定の方法で支払う

4-2. コールセンター(03-3381-0101)に連絡する

4-3. 身に覚えがない場合は問い合わせをする

5. エポスカードの支払いを滞納し続けた場合に起こること

5-1. 信用情報に事故情報が記録される

5-2. 残債の一括請求を受ける

5-3. 会員資格の喪失・強制解約を受ける

5-4. エムアールアイ債権回収から連絡が来る

5-5. 支払督促や裁判などの法的措置を受ける

6. エポスカード滞納時に無視以外でしてはいけないこと

6-1. 返済のために他社から借り入れる

6-2. クレジットカードを現金化する

6-3. ヤミ金からお金を借りる

7. エポスカードの支払いが難しいときは専門家に債務整理の相談をする

8. エポスカードからの電話に関するよくある質問

9. まとめ 03-4487-0101はエポスカード、無視せずに対応すべき
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1. 03-4487-0101はエポスカードからの督促電話

03-4487-0101は、株式会社エポスカードからの電話で、主に支払いの確認や督促を目的としています。エポスカードは、ファッションビル「マルイ」を展開する丸井グループを構成している会社の1つです。

マルイのビル内で発行しやすく、マルイの店舗での割引特典やポイント還元などのメリットがあるため、多くの人が利用しています。エポスカードのクレジットカードを利用している人は、この番号から電話がかかってくることがあるので、覚えておきましょう。

2. エポスカードから電話がかかってくるのはなぜ?

03-4487-0101から電話がかかってくるのは、返済予定日にエポスカードの支払いが確認できなかったからです。エポスカードの支払い方法には、「口座引き落とし」の人と「ご持参払い」の2種類があります。

【口座引き落とし】
指定した金融機関の口座から引き落としによって支払いを行う。支払日は、毎月4日・27日のどちらかを選択できる。

【ご持参払い】
各種ATMやネットバンキング、コンビニなど好きな方法で払い込みができる。支払日は、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日から好きな日を選べる。

どちらの支払方法でも、予定日に支払いが確認できなければ、電話がかかってくることがあります。

3. エポスカードの支払いが遅れた場合はどうなる?

エポスカードの支払いが遅れた場合、どのようなペナルティがあるのでしょうか。主な3つを紹介します。

3-1. 484円の事務手数料がかかる


エポスカードでは、ショッピング利用分の支払いが期日までに行われなかった場合、484円の事務手数料が発生します(エポスカード会員規約)。これは「システム処理料・事務手数料および支払いの受領に要する費用」として、次回の請求に加算されます。この手数料は遅延損害金とは別に請求されるため、注意が必要です。

なお、キャッシング利用分は対象外です。

3-2. 年率14.6%の遅延損害金がかかる


支払いが遅れると、支払日の翌日から年率14.6%の遅延損害金が発生します。これは通常の利息よりも高く設定されており、放置するほど請求額が増えていきます。

期限の利益喪失の日から完済の日に至るまで、残存商品購入代金合計に対して、年率14.6%を乗じた額の遅延損害金をお支払いいただきます。

【引用】エポスカード|会員規約

たとえば1万円の未払いでも、遅れが長引けば数百円単位の損害金が追加されることになります。早めに対応し、余計な負担を防ぎましょう。

3-3. エポスカードの利用が停止される


支払いが遅れると、エポスカードの利用が一時的に停止される可能性があります。停止のタイミングは個人の利用状況などによって異なりますが、多くは滞納から1週間〜1カ月程度で利用停止になります。利用停止は滞納が解消されるまで続き、支払い後に利用が再開されます。

4. エポスカードから督促電話がかかってきた場合の対処法は?

エポスカードから支払いに関する電話がかかってきたら、遅れた事情を話して、速やかに支払いを行うことが重要です。

4-1. 再引き落としはないので指定の方法で支払う


予定日に支払いができなかった場合、再引き落としはないため、何かしらの方法で支払いをしなければなりません。主な支払方法を紹介します。

  • スマホアプリでバーコードを発行し、コンビニで支払う

  • 全国にあるエポスATMから支払いを行う

  • インターネットバンキングから支払う

  • 指定の口座に振り込みをする

具体的な支払方法は、下記のURLからご確認ください。

【参考】口座引き落とし以外のお支払方法 - EPOS NET

4-2. コールセンター(03-3381-0101)に連絡する


支払いが難しい場合は、自分からエポスカードのコールセンター(03-3381-0101)へ連絡しましょう。音声ガイダンスに従ってナビダイヤルを押すとオペレーターにつながります。失業や体調不良、収入減といった事情を正直に伝えることで、分割払いや支払い猶予といった相談に応じてもらえる可能性があります。早めの相談が状況悪化を防ぐカギです。

【お支払い日が過ぎてしまった時のお問い合わせ】
コールセンター
東京 03-3381-0101
(オペレーター受付可能時間 9:00~19:00 ※12月31日~1月3日休業)
【引用】お問い合わせ先を教えて。 | エポスカード よくあるご質問

4-3. 身に覚えがない場合は問い合わせをする


電話の内容に心当たりがない場合は、焦らずに問い合わせを行いましょう。契約内容や支払先に覚えがないことを伝え、本人確認を受けた上で詳細を確認してもらうことが大切です。債権回収会社からの連絡である可能性もあるので、連絡は無視しないようにしましょう。

ただし、なりすましや詐欺のおそれもあるため、不審な点がある場合は消費者センターや警察への相談も検討してください。

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5. エポスカードの支払いを滞納し続けた場合に起こること

エポスカードから電話が来ているにもかかわらず、無視して滞納し続けた場合、より状況が深刻になるおそれがあります。

ここでは、エポスカードの支払いを滞納し続けた場合に起こることを説明します。

5-1. 信用情報に事故情報が記録される


支払いの延滞が61日以上、または3カ月以上続くと、信用情報に「異動情報」として事故情報が登録されます。この情報が記録されると、金融機関から「支払いに問題があった人」と判断され、ローンやクレジットカードの審査に通りにくくなります。完済後も情報は約5年間残るため、その間は新たな契約が難しくなる可能性があります。

5-2. 残債の一括請求を受ける


エポスカードの支払いを滞納すると、残っている支払い全額を一度に請求される可能性があります。これを「期限の利益を失う」といいますが、「分割払いをする権利を失った」と考えると分かりやすいでしょう。

エポスカードの会員規約19条[2]には、「キャッシングや1回払いの利用代金を1回でも遅延した場合、期限の利益を失う」と明記されています。つまり、滞納があれば、いつ全額の返済を求められてもおかしくないのです。

5-3. 会員資格の喪失・強制解約を受ける


多くのクレジットカードと同様に、エポスカードでも支払いの遅れが続くと、最終的に強制解約になる場合があります。エポスカードの会員規約第23条[1](2)には、「当社に対する債務の返済が行われないとき。なお、延滞が解消された後も、一定期間利用を制限すべきと当社が判断した場合を含みます」と、解約のタイミングについて記載されています。

支払いが滞ると多くのケースで1カ月以内にカードが利用停止となり、そのまま放置すればやがて会員資格を失うことになります。

5-4. エムアールアイ債権回収から連絡が来る


滞納が続くと、エポスカードの債権(未払い金を請求できる権利)がグループ会社のエムアールアイ債権回収に譲渡されます。以降はその会社から督促の連絡がくることになります。

エムアールアイ債権回収は、マルイグループ傘下の債権回収会社(サービサー)で、法務省の許可を受けて業務を行っています。債権譲渡が行われると、エポスカード側ではなくこの会社が窓口になります

5-5. 支払督促や裁判などの法的措置を受ける


長期間滞納したまま連絡を無視し続けると、最終的に支払督促や裁判などの法的な手続きに進む可能性があります。裁判所からの通知を無視すれば、支払いが強制的に決まってしまうこともあります。

さらに放置すると、給料や口座を差し押さえられるリスクも出てきます。裁判所から通知が届いた場合は、放置せず、早めに内容を確認して対応することが大切です。

6. エポスカード滞納時に無視以外でしてはいけないこと

滞納時に無視するのはもちろんNGですが、それ以外にも絶対に避けるべき行動があります。安易な対応は状況を悪化させ、深刻なトラブルにつながるおそれがあります。

6-1. 返済のために他社から借り入れる


エポスカードの支払いのために、他の消費者金融から借りて返済を補うのは危険です。このような対応を続けていると、いわゆる「自転車操業」の状態になり、借金が雪だるま式に膨らんでいきます。

やがて借入限度額や総量規制に達して新たな借入ができなくなり、最終的に破綻してしまいます。

6-2. クレジットカードを現金化する


クレジットカードで購入した商品を現金化する行為は、エポスカードの規約に違反するだけでなく、信用情報にも悪影響を及ぼします。発覚した場合には強制解約となる可能性が高く、その後、新たにクレジットカードを作ることが非常に難しくなります。

目先のお金を優先してこのような行為をしないようにしましょう。

6-3. ヤミ金からお金を借りる


ヤミ金は法外な金利で貸し付けを行う違法業者であり、取り立ても強引であるケースが少なくありません。安易に手を出すと、返済が追いつかず生活が苦しくなったり、家族や勤務先に連絡が入るなど、深刻なトラブルに発展する可能性があります。

また、仮に完済できたとしても、個人情報が出回り、他のトラブルに巻き込まれることも考えられます。他に借りられる場所がなかったとしてもヤミ金を利用するのはやめましょう。

7. エポスカードの支払いが難しいときは専門家に債務整理の相談をする

支払いが困難になったとき、自分ひとりで抱え込まず、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。債務整理の手続きにより、状況を改善できる可能性があります。

以下、相談するメリットです。

【債務整理で借金問題を解決できる】
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産といった方法があり、借金の減額や返済計画の見直しが可能になります。借金が減ったり、返済が免除されたりするなど、返済に行き詰まっている人にとっては有効な解決手段になります。

【督促や取り立てを止められる可能性がある】
専門家に債務整理を依頼すると、エポスカード側に「受任通知」が送られ、原則として督促や取り立てが一時的に止まります。電話や郵便での連絡に日々悩まされていた人は、精神的なストレスから解放されます。

弁護士はすべての債務整理手続きに対応でき、代理人として裁判所での手続きも可能です。一方、司法書士は、1社あたりの借金額が140万円以下の任意整理であれば交渉可能など、対応範囲に制限があります。借入額や状況に応じて、適切な専門家を選ぶようにしましょう。なお、任意整理に対応できる司法書士は特別な認定を受けた「認定司法書士」に限られます。

8. エポスカードからの電話に関するよくある質問

Q. 03-4487-0101は自動音声でかかってくる?


この番号はエポスカードからの自動音声による電話です。主に支払日の確認や案内を目的としており、途中で切ると再度かかってくることがあります。内容を最後まで確認・操作しないと、電話が何度も繰り返されるため注意が必要です。

Q. 03-4487-0101の電話を無視するとどうなる?


電話を無視し続けると、エポスカード側が支払予定日を把握できないため、繰り返し着信が入ります。また、遅延が続けば1日ごとに遅延損害金が加算されていきます。放置するほど負担が大きくなるため、無視せず早めの対応を心がけましょう。

Q. 03-3381-0101はエポスカードの電話番号?


こちらもエポスカードの番号です。支払期日を過ぎた場合の問い合わせや、返済方法の相談を受け付けているコールセンターにつながります。今すぐに支払いできない場合などは、自分からこの番号に連絡して現状を伝えると対応がスムーズです。

9. まとめ 03-4487-0101はエポスカード、無視せずに対応すべき

03-4487-0101は、エポスカードから支払いに関する連絡としてかかってくる電話番号です。支払いが遅れている場合に自動音声で案内があり、電話に出ても最後まで操作しないと何度もかかってくることがあります。

滞納が続くと遅延損害金が発生し、信用情報に記録が残る可能性もあるため、早めの対応が重要です。もしすぐに支払うのが難しい場合は、エポスカードのコールセンター(03-3381-0101)に連絡して、状況を正直に伝えることも有効な対処法です。

収入がない、少ないなどの事情で、今後も支払いが困難な場合は、弁護士や司法書士に相談して、債務整理も検討しましょう。

(記事は2025年10月1日時点の情報に基づいています)

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この記事を書いた人

岡島賢太(弁護士)

岡島賢太(弁護士)

秋葉原あやめ法律事務所 代表弁護士
第二東京弁護士会所属、登録番号61433。債務整理の分野では、主に個人を対象とした自己破産等の案件を積極的に取り扱っており、個人消費者の経済的な立ち直りをサポートしている。また、法律トラブルで困っている方に必要な情報をわかりやすく伝える一般向け法律解説記事の執筆を得意としており、専門家と一般の方との架け橋をつくり、つなぐことをめざしている。各分野の執筆記事多数。東京大学文学部卒業。
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