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1. 0570055877はジャックスからの督促電話の番号
冒頭でも説明した通り、0570055877は、ジャックスからの借金の取り立て電話である可能性が高いです。ジャックスは、主に下記4つの事業を行っています。
【クレジット事業】
・ショッピングクレジット
・オートローン
・住宅関連ローン保証
【ペイメント事業】
・ジャックスカード(クレジットカード)の発行
・スマホ決済とネット決済との連携
【ファイナンス事業】
・カードローン・フリーローンなどの個人向け融資
・家賃保証・医療費分割などの生活サポート金融
・売掛債権の回収代行や請求業務代行
【海外事業】
・現地の金融機関や企業と提携してローンサービスを提供
ジャックスは幅広い方法でお金を貸し付けていますが、0570055877は「引き落としができなかった場合の問い合わせ窓口」となっています。
2. ジャックスカードの支払い督促電話を取った際に話す内容
0570055877からの電話に出ると、ジャックスコンタクトセンターの自動音声ガイダンスにつながります。この自動音声では、支払いが未完了であることが通知されたうえで、入金予定日を確認されます。ガイダンスに従って、以下の情報を順に入力・回答します。
本人確認
生年月日
入金予定
入金予定日は、「明日以内・3日以内・オペレーターと話したい」など、具体的な選択肢の中から回答する必要があります。この電話は、最後まで回答し、実際に支払いを行うまで頻繁にかかってきます。放置しても状況は改善しません。支払いが難しい場合は、早めにオペレーターと直接相談することをおすすめします。
3. ジャックスから電話がかかってきた場合の対処法
予定日に引き落としができないと、0570055877から電話がかかってきたり、電話番号あてのメッセージ(SMS)が届いたりします。
ここでは、ジャックスから連絡が来た場合の対処法を紹介します。
3-1. 支払いが可能な場合
支払いが可能であるなら、できるだけ早く入金を済ませましょう。自宅に届いたハガキでコンビニ支払いをするか、指定の口座に振り込みをします。ジャックスでは再引き落としは行われないため、自分で入金手続きを行わなければなりません。
入金が完了したら、再び滞納しないように、口座の残高や引き落とし日を事前に確認しておくことが大切です。
3-2. 支払いが難しい場合
どんな理由であれ、支払いがすぐには難しいことを伝えることが大切です。例えば、給料日に支払えるのであれば、その旨を伝えることで、督促の連絡を控えてくれる可能性があります。状況が深刻で、今後も支払えそうにない場合は、弁護士や司法書士に相談する必要も出てくるでしょう。
3-3. そもそも身に覚えがない場合
ジャックスからの借り入れに心当たりがない場合は、契約内容に覚えがないことを冷静に伝えましょう。まずは本人確認を済ませたうえで、相手に契約者情報を確認してもらうことが大切です。
なお、ジャックスからの支払いに関する連絡は、0570055877だけではありません。以下の番号から発信されていることもあります。
03-6629-6400
03-6757-3095
06-7166-9270
042-812-2142
ジャックスに似た名前の会社や、なりすまし・詐欺の電話やメッセージも存在します。不審に思った場合は、すぐに折り返さず、公式サイトなどで正規の連絡先を確認したうえで対応するようにしましょう。


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4. ジャックスからの電話を無視し続けた場合に起こること
次に、ジャックスからの電話を無視し続けた場合に起こることを紹介します。無視してもいいことはありませんので、早めに対応しましょう。
4-1. 何度も電話がかかってくる
ジャックスからの督促電話は、支払いができるまで、ほぼ毎日のようにかかってくる可能性があります。電話に出なければ、一日に複数回かかってくることもあります。無視し続けても止まることはないため、早めに電話に出て支払日の約束をしましょう。
4-2. 遅延損害金が発生する
支払日を過ぎると、通常の利息とは別に、遅延損害金が発生します。ジャックスのキャッシング、ローンカードの上限利率は年18%です。一方、遅延損害金の上限金利は年20%です。つまり滞納すると、今まで以上のペースで借金が膨らんでいきます。
参考:
ご融資条件一覧表|JACCS
ジャックスからのお知らせ|JACCS
4-3. 信用情報に記録が残る
ジャックスは信用情報機関として株式会社シー・アイ・シー(CIC)に加入しており、支払いの延滞が61日以上または3カ月以上続くと、信用情報に「金融事故」の記録が残ります。この記録は借金を完済してから5年程度は削除されません。その間、新たな借り入れをしたり、クレジットカードを作成したりなど、借り入れに関する審査を通過するのが困難になります。
4-4. 一括での返済を求められる
滞納が続くと、残りの借金全額を一括で請求されるリスクがあります。請求には、利息や遅延損害金も含まれます。分割払いが難しい状況で一括払いの請求を受けると、生活がさらに厳しくなります。
4-5. 債権回収会社(サービサー)に債権が移る
滞納が続くと、ジャックスが持つ返済請求の権利(債権)が、債権回収会社(サービサー)に譲渡されることがあります。譲渡先は、ジャックスの子会社である「ジャックス債権回収サービス株式会社」である可能性が高いです。
債権回収会社に債権が移ったということは、ジャックスが借金の回収に本気になっている証拠ともいえます。単に連絡先や振込先が変わるということにとどまらず、法的措置を取られる直前の段階という意味でもありますので、すぐに対応しましょう。
4-6. 法的措置や差し押さえを受ける
支払いを長期間放置すると、最終的には支払督促や裁判といった法的手続きに進む可能性があります。裁判所から支払い命令が出され、それを無視すると、強制執行によって財産を差し押さえられるおそれも出てきます。たとえば、給与口座から毎月一定額が自動で引き落とされる、預金や不動産を失うなどが考えられます。
5. 残高不足でジャックスの引き落としができないと、信用情報に影響がある?
支払い期日に引き落としができなかった場合、信用情報にどのような影響があるのでしょうか。
5-1. 1回の残高不足では特に影響がない
ジャックスの引き落としが1回だけ残高不足になった場合でも、信用情報には「入金漏れ」として記録されることがあります。しかし、1回の支払い遅れが、借入者の信用や、今後の審査に大きな影響を与えることは基本的にありません。
5-2. 3カ月以上滞納すると事故記録が残る
支払いの滞納が61日以上または3カ月以上にわたると、信用情報に異動情報として登録されます。俗に「ブラックリストに登録される」などといいますが、新たな借り入れやクレジットカードの作成などが難しくなります。
異動の記録が消えるには、完済から5年程度かかるといわれているため、長期間にわたって、悪影響を受けることになります。
6. ジャックスの支払いができないときにしてはいけないこと
たとえ支払いができない状況にあったとしても、以下のような行為は絶対に避けましょう。一時しのぎにはなっても、かえって状況を悪化させる可能性があります。
6-1. 開き直る・踏み倒そうとする
ジャックスの支払いを開き直ったり、踏み倒そうとしたりするのは絶対にやめましょう。こちらが徹底的に支払わない姿勢を見せても、最終的には法的措置を取られる可能性が高いです。実際に支払いが難しい状況だとしても、支払いの意思を示すことが重要です。
支払いの意思がない、もしくは連絡が取れないなどの状況が続くと、ジャックスも法的措置を取らざるを得なくなります。
6-2. 他の業者から返済のための借り入れをする
ジャックスに支払いをするために、他の業者から借り入れをするのもやめましょう。その場しのぎにはなっても、問題解決には至りません。繰り返しているうちに、借金がどんどん膨らんでいきます。
こうした行動は、自転車操業と呼ばれ、悪循環に陥る危険性が高いです。すでに自転車操業に陥っている場合は、早めに弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。
6-3. クレジットカードを現金化する
クレジットカードの現金化とは、カードで商品などを購入し、それをすぐに転売して現金を得る行為を指します。これは多くのカード会社で明確に禁止されている行為であり、発覚すると、契約違反としてカードの強制解約や、残債の一括請求を受ける可能性があります。
これも問題を先送りにしているだけであり、根本的な解決にはいたらないため、やめておくべきです。
6-4. 闇金からお金を借りる
一般の業者から借りられなくなったからといって、闇金からお金を借りてはいけません。闇金は法外な高金利で貸付をするだけでなく、脅迫まがいの取り立てをしてくる可能性があります。一度でも利用すると、個人情報が出回り、別の業者から狙われるリスクも発生します。
周囲の人にも迷惑をかける可能性があるので、利用しないのが一番です。
7. ジャックスの借金の悩みを弁護士や司法書士に相談するメリット
ジャックスの借金を返済するのが難しいと感じた場合には、弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。なお、借金問題を扱えるのは法務大臣の認定を受けた「認定司法書士」に限られます。弁護士や司法書士に相談することで、以下のようなメリットが得られます。
【債務整理で問題を解決できる】
弁護士や司法書士に相談すれば、債務整理によって借金問題を直接的に解決へ導くことが可能です。なお、弁護士と司法書士では対応できる範囲に違いがあり、弁護士はすべてのケースに対応できます。司法書士は1社あたり140万円以下の借金に限って交渉・手続きが可能です。
【督促や取り立てを止められる可能性がある】
弁護士や司法書士が債務整理の依頼を受けると、ジャックスに受任通知を送付します。受任通知を受け取ったジャックスは、借主に対しての取り立てができなくなります。また、弁護士が代理人となることで、以後の連絡はすべて弁護士宛てとなり、自分に直接届くことはなくなります。
【借金のストレスから解放される】
弁護士や司法書士といった専門家が解決の道筋を示してくれるため、精神的負担が軽くなります。さらに、取り立てや督促の電話が止まることで、日常生活への圧迫感がなくなり、精神的な余裕も生まれます。


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8. ジャックスからの電話に関するよくある質問
Q. ジャックスカードの滞納・支払い遅れのリスクは?
短期間の支払い遅れでは大きな問題にはなりません。61日以上または3カ月以上にわたって滞納すると、信用情報に傷がつくおそれがあります。さらに長期間の支払い遅れは、法的措置を取られるリスクがあります。
Q. 0570055877からの電話は無視してもいい?
0570055877はジャックスのコンタクトセンターからの電話です。引き落としができなかった場合などにかかってきますが、電話に出て支払予定日を約束するまで頻繁にかかってきますので、無視はしない方がいいでしょう。
Q. ジャックスの支払いが一カ月遅れたらどうなる?
一カ月遅れると、一か月分の遅延損害金が加算された金額を支払うことになります。一カ月程度の支払い遅れであれば、今後の借入審査などに悪影響を与えることはないといわれています。
9. まとめ 0570055877から電話が来たら早めに対応すること
0570055877は、ジャックスコンタクトセンターからの督促電話です。主に引き落としができなかった際に、支払予定日の確認のために連絡が入ります。支払いが可能な場合は速やかに入金し、難しい場合にはオペレーターと話して事情を説明しましょう。
支払いが困難だからといって電話を無視するのは危険です。滞納が続くと、強制解約や一括請求、さらには法的手段に発展する可能性もあります。
支払いを先延ばしにしても状況は悪化するだけです。不安なときは、借金問題に詳しい弁護士や司法書士に早めに相談することをおすすめします。
(記事は2025年9月1日時点の情報に基づいています)


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