信用スコア「クレジット・ガイダンス」とは? 自分の信用力を確認・上げる方法

更新日: / 公開日:
信用情報の開示請求を行うことで、自分の信用状態を確認できます(c)Getty Images
個人信用情報機関の一つである株式会社シー・アイ・シー(CIC)は、2024年11月から「クレジット・ガイダンス」の提供を開始しました。 クレジット・ガイダンスは、ローンやクレジットカードなどを申し込む際の審査において考慮される、個人の信用状態をスコア化したものです。クレジット・ガイダンスを確認すれば、ローンやクレジットカードなどの審査に通りやすいのか、それとも通りにくいのかを知ることができます。 CICのクレジット・ガイダンスについて弁護士が解説します。

目 次

1. クレジット・ガイダンスとは?  

1-1. クレジット・ガイダンス=信用状態を表す指数(点数)を提供するサービス  

1-2. クレジット・ガイダンスの特徴  

1-3. クレジット・ガイダンスと信用情報の違い

1-4. クレジット・ガイダンスと信用スコアの違い

2. クレジット・ガイダンスを活用できる場面の例

3. クレジット・ガイダンスの指数が低いと、どのような影響がある?

4. クレジット・ガイダンスの指数に影響する要素  

4-1. 支払状況  

4-2. 残高  

4-3. 契約数  

4-4. 契約期間  

4-5. 申込件数

5. クレジット・ガイダンスの指数に影響を与えない要素

6. クレジット・ガイダンスの指数の平均点は?目安は600?700?

7. クレジット・ガイダンスの開示請求のやり方は?費用はいくら?

8. クレジット・ガイダンスの見方

9. クレジット・ガイダンスの第三者提供を停止する手続き

10. クレジット・ガイダンスの指数を上げる方法  

10-1. 開示請求をして、マイナスの影響を与えている要素を確認する  

10-2. クレジットカード料金やローンなどを、期限に遅れず支払い続ける  

10-3. クレジットカードやローンを限度額いっぱいまで利用しない|リボ払いはやめる  

10-4. ローンの借入先を減らす  

10-5. クレジットカードの枚数を減らす

10-6. クレジットカードやローンを同時にたくさん申し込まない

11. 信用力が足りずに借り入れができず、生活が苦しいときは弁護士や司法書士へ相談を

12. クレジット・ガイダンスに関するよくある質問

13. まとめ クレジット・ガイダンスの指数が悪いなら生活状況の改善を
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1. クレジット・ガイダンスとは?  

「クレジット・ガイダンス」とは、個人信用情報機関の一つである株式会社シー・アイ・シー(CIC)が提供しているスコアです。個人の信用状態を数値で表すもので、ローンやクレジットカードなどの審査を申し込む際に参考となります。

1-1. クレジット・ガイダンス=信用状態を表す指数(点数)を提供するサービス  


クレジット・ガイダンスは、個人の信用状態を指数(点数)で表したものです。「信用状態」とは、ローンやカード料金などの債務(=お金を支払う義務)を支払えるだけの経済力があるかどうかを意味します

銀行や消費者金融がローンの申し込みを受けた場合や、カード会社がクレジットカードの申し込みを受けた場合などには、利用者の信用状態に問題がないかどうかを審査します。利用者が過去に行ったローンやクレジットカードなどの取引については、個人信用情報機関にその情報が登録されています。

銀行・消費者金融・カード会社などは登録されている情報を確認し、利用者の信用状態を判定します。たとえば、期限どおりにきちんと支払いが続いている場合は信用状態が良い、延滞が発生している場合は信用状態が悪いと判断されます。

CICが提供しているクレジット・ガイダンスは、ローンやクレジットカードなどの審査において重視される信用状態を点数化したものです。実際の審査は総合的な観点から行われますが、クレジット・ガイダンスを見れば信用状態の目安がひと目で分かります

CICはまず消費者に対し、2024年11月28日より、信用情報開示を通じてクレジット・ガイダンスの提供を開始しました。その後2025年4月1日から、クレジット会社等に対してもクレジット・ガイダンスの提供が行われています。

クレジットカード申込者・カード会社・信用情報機関(CIC)の情報の流れに関する図解。クレジット・ガイダンス情報は、信用力の判断材料として活用される
クレジットカード申込者・カード会社・信用情報機関(CIC)の情報の流れに関する図解。クレジット・ガイダンス情報は、信用力の判断材料として活用される

1-2. クレジット・ガイダンスの特徴  


クレジット・ガイダンスの特徴の一つは、点数によって信用状態の目安がひと目で分かる点です。支払状況や債務残高などの取引事実に基づき、信用状態を表す指数(スコア)が200から800までの数値で表されます。この点数を見れば、対象者の信用状態がどの程度かを簡単に把握することができます。

また、クレジット・ガイダンスの開示書類には、スコアの算出理由も記載されています。たとえば「未入金がないのでプラス」「延滞したのでマイナス」など、スコアに影響を与えている事情が何であるかを知ることができます

1-3. クレジット・ガイダンスと信用情報の違い


CICなどの個人信用情報機関は「信用情報」を幅広く収集および登録しています。 「信用情報」とは、クレジット(後払い)やローン(借り入れ)の契約や申し込みに関する情報のことです。

たとえば、以下のような情報が信用情報にあたります。

信用情報の分類

概要

主な情報項目

申込情報

加盟会員(金融機関やカード会社など)が、

クレジットやローンの申し込みに関する審査のために

信用情報の照会を行った事実を表す情報

・本人を識別するための情報
(例)氏名、生年月日、郵便番号、電話番号など 

・申込内容に関する情報
(例)照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等

クレジット情報

加盟会員と締結した契約の内容や支払状況を表す情報

・本人を識別するための情報
(例)氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名、

勤務先電話番号、公的資料番号等

・契約内容に関する情報
(例)契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、

契約終了予定日、登録会社名等

・支払状況に関する情報
(例)報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、

異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況など

・割賦販売法対象商品の支払状況に関する情報
(例)割賦残債額、年間請求予定額、遅延の有無など

・貸金業法対象商品の支払状況に関する情報
(例)確定日、貸付日、出金額、残高、遅延の有無など

利用記録

加盟会員が、クレジットやローンの利用途上における

支払能力を調査するなどの目的で、

信用情報の照会を行った事実を表す情報

 

一方クレジット・ガイダンスは、信用情報のうち属性に関する項目を除外した客観的な取引事実のみを、CICが独自に分析したうえで算出したものです。支払い・契約・申し込みなどの状況はクレジット・ガイダンスの算出にあたって考慮されますが、年齢・性別・勤務先・居住地などの属性情報は考慮されません

1-4. クレジット・ガイダンスと信用スコアの違い


アメリカなどの海外諸国では、個人の信用状態を表す指標として「信用スコア(credit score)」が用いられています。日本でCICが提供を開始したクレジット・ガイダンスは「日本版信用スコア」と呼ばれることもあります。

信用スコアの算出方法は提供する機関によって異なりますが、近年ではAIによる機械的な分析を行う例が主流です。

一方クレジット・ガイダンスについては、提供元のCICによって、算出理由の明示が可能な統計的分析手法を採用しており、ブラックボックス化のおそれがあるAI等の手法は採用していないとアナウンスされています。

2. クレジット・ガイダンスを活用できる場面の例

クレジット・ガイダンスは、ローンやクレジットカードなどの審査に申し込む際の参考資料として役立ちます。クレジット・ガイダンスを確認すれば、審査に通る見込みがどの程度あるか、好条件での取引が期待できるかなどが大まかに分かります。

また、クレジット・ガイダンスによって信用状態の程度を知ることには、多重債務化を未然に防ぐ効果も期待されます。クレジット・ガイダンスの指数の改善を意識すれば、期日に遅れないように返済する、不必要な借り入れをしないようにするなどの取り組みにつながるためです。

一方、CICに加盟しているクレジット会社等の立場では、クレジット・ガイダンスを確認すれば信用状態がひと目で分かるので、審査の手間や期間の短縮につながると考えられます。

3. クレジット・ガイダンスの指数が低いと、どのような影響がある?

クレジット・ガイダンスの指数が低いことは、銀行・消費者金融・カード会社などの信用を得にくいことを意味します。ローンやクレジットカードの利用を申し込んでも、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

仮に審査に通っても、ローンであれば金利が高い、クレジットカードであれば利用限度額が少ないなど、取引条件が不利になることが予想されます

4. クレジット・ガイダンスの指数に影響する要素  

クレジット・ガイダンスの指数算出に当たり、CICは以下の5つの情報を考慮しています。

  • 支払状況  

  • 残高  

  • 契約数

  • 契約期間  

  • 申込件数

4-1. 支払状況  


「支払状況」とは、金融機関・カード会社・信販会社などからの請求に対して、きちんと支払いが行われているかどうかを示す情報です。未入金がなければプラス評価、未入金(延滞)があればマイナス評価となります。

指数算出に利用する客観的な取引事実の内訳を見ると「支払状況」は36.5%と最も高い割合を占めており、クレジット・ガイダンスの算出に当たって重視されていることが分かります。

4-2. 残高  


「残高」とは、クレジットやローンの残高の大小を示す情報です。残高が着実に減っていればプラス評価、残高が増える傾向にあればマイナス評価となります。

また、極度額に対する残高の割合が少なければプラス評価、残高の割合が多ければマイナス評価となります。

指数算出に利用した各項目の割合につき「残高」は31.8%と高い割合を占めています。

4-3. 契約数  


「契約数」とは、クレジットやローンの契約数を示す情報です。契約数が増加傾向にある場合は、多重債務化のリスクがあるためマイナス評価となります。

指数算出に利用した各項目の割合につき「契約数」は13.6%を占めています。

4-4. 契約期間  


「契約期間」とは、クレジットやローンの契約年月日から現在までの契約期間を示す情報です。契約期間が長ければ、長年信用を得ていることを意味するためプラス評価となります。反対に、契約期間が短ければマイナス評価となります。

指数算出に利用した各項目の割合につき「契約期間」は13.6%を占めています。

4-5. 申込件数


「申込件数」とは、クレジットやローンに関する新規契約の申込件数を示す項目です。申込件数が多い場合はマイナス評価、少ない場合はプラス評価となります。

指数算出に利用した各項目の割合につき「申込件数」は4.5%を占めています。

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5. クレジット・ガイダンスの指数に影響を与えない要素

クレジット・ガイダンスの指数の算出にあたっては、属性情報は考慮されません。「属性」とは、経済状況や社会における立場などを意味します。たとえば、以下のような情報が属性情報に当たります。

  • 性別、年齢

  • 勤務先、職歴、学歴

  • 年収、預金額

  • 家族構成

クレジット・ガイダンスの指数には、契約内容や支払いの状況など、取引に関する客観的な事実のみが考慮されます。上記のような属性情報は、クレジット・ガイダンスの指数に反映されません。

ただし、クレジットやローンに関する実際の審査においては、クレジット・ガイダンスに反映されていない属性情報も考慮されるのが一般的です。

6. クレジット・ガイダンスの指数の平均点は?目安は600?700?

クレジット・ガイダンスの指数は、200から800までの数値で表されます。CICが公表しているデータによると、「620〜709」に過半数の人が含まれています。グラフ全体の状況からすると、クレジット・ガイダンスの平均点は650〜660点程度と考えられます。

指数が700点を超えていれば、信用状態がかなり良いと言えるでしょう。反対に、指数が600点を下回っている場合は、信用状態に何らかの問題があり、クレジットやローンの審査に通りにくいと考えられます

7. クレジット・ガイダンスの開示請求のやり方は?費用はいくら?

クレジット・ガイダンスの指数や算出理由を知りたいときは、CICに対して信用情報開示を請求しましょう。開示請求にあたって「クレジット・ガイダンス情報」の開示を希望すれば、クレジット・ガイダンスの指数と算出理由の開示を郵送かインターネットで受けることができます。

開示請求の手続きは、CICのウェブサイトで案内されています。

郵送による開示の手数料は1500円(税込み)で、開示利用券(コンビニチケット)またはゆうちょ銀行の定額小為替証書を購入・同封する方法で支払います。必要書類を投函してから1週間から10日程度で、クレジット・ガイダンス情報が記載された開示報告書が指定した住所宛に届きます。

スマートフォンやパソコンを利用したインターネット開示の手数料は500円(税込み)です。クレジットカード、デビットカード、キャリア決済で支払うことができ、手続きが完了すればその場で即時に開示報告書(PDFファイル)を閲覧・保存できます。

8. クレジット・ガイダンスの見方

クレジット・ガイダンス情報には、「指数」と「算出理由」が含まれています。

「指数」は、信用状態をスコア化したものです。200から800までの数値で表されます。数値が高ければ高いほど、信用状態が良いことを意味します。

「算出理由」は、指数の算出に影響を与えた理由です。CICが公開している「クレジット・ガイダンスの見方」によると、最大4つの理由が記載されます。

数値(A)と算出理由(B)を確認。信用情報の内容に応じて指数が上下する仕組み
数値(A)と算出理由(B)を確認。信用情報の内容に応じて指数が上下する仕組み(参照:CIC「クレジット・ガイダンスの見方」)

9. クレジット・ガイダンスの第三者提供を停止する手続き

クレジット・ガイダンス情報は、CICに加盟している会員会社(クレジット会社等)に対して提供されますが、本人が希望すれば提供を停止することができます

会員会社に対するクレジット・ガイダンス情報の提供を停止する手続きは、CICのウェブサイトで案内されています。インターネットまたは郵送での手続きが可能で、いずれも手数料はかかりません

10. クレジット・ガイダンスの指数を上げる方法  

クレジット・ガイダンスの指数が上がれば、クレジットやローンの審査に通りやすくなるほか、利用限度額や金利などの取引条件に関しても有利に働きます。

クレジット・ガイダンスの指数を上げるためには、以下の方法が考えられます。

10-1. 開示請求をして、マイナスの影響を与えている要素を確認する  


CICに対して信用情報開示請求を行い、クレジット・ガイダンス情報の算出理由を確認すれば、どのような要素が指数に影響を与えているのかが分かります。

もしマイナスの影響を与えている要素があれば、それを改善することが指数の向上につながります

10-2. クレジットカード料金やローンなどを、期限に遅れず支払い続ける  


クレジット・ガイダンスの指数には、クレジットやローンの支払状況が最も大きな影響を与えます。延滞すれば大きなマイナスの影響が出ますが、期限どおりに支払いを続ければ指数は徐々に向上していきます

現在利用中のクレジットカードやローンなどについては、支払い期日をきちんと管理したうえで、すべて遅れないように支払いを続けましょう。

10-3. クレジットカードやローンを限度額いっぱいまで利用しない|リボ払いはやめる  


クレジットカードや銀行・消費者金融のカードローンについては、利用限度額(極度額)が設定されています。利用限度額に対して実際の残高がどの程度の割合を占めているかは、「残高」としてクレジット・ガイダンスの指数に影響を及ぼします。

利用限度額いっぱいまでクレジットカードやローンを利用すると、指数にマイナスの影響が生じます。指数を向上させたい場合、限界までローンやクレジットカードを利用するのではなく、余裕を持たせた額にとどめるとよいでしょう。

なお、クレジットカードのリボ払いを利用していると、手数料が高く残高がなかなか減らないケースも多いです。特別な必要性がない限り、リボ払いの利用は避けることをおすすめします。

10-4. ローンの借入先を減らす  


複数の金融機関からローンを借りていると、クレジット・ガイダンスの評価項目の一つである「契約数」が多くなり、指数にマイナスの影響を及ぼします。

指数を向上させるためには、ローンの借入先を減らすことが効果的です。「おまとめローン」への借り換えなどによって借り入れを一本化すれば、「契約数」が減って指数の向上につながります

さらに借り入れの一本化には、金利を抑えられる、返済の管理がしやすくなるなどのメリットもあります。

10-5. クレジットカードの枚数を減らす


保有しているクレジットカードの枚数が多いと、クレジット・ガイダンスの評価項目の一つである「契約数」が多くなり、指数にマイナスの影響を及ぼします。

指数を向上させるためには、不要なクレジットカードを解約して枚数を減らしましょう。クレジットカードの解約は、カード会社のウェブサイトや電話を通じて行うことができます。

10-6. クレジットカードやローンを同時にたくさん申し込まない


クレジットカードやローンの利用を一気にたくさん申し込むと、クレジット・ガイダンスの評価項目の一つである「申込件数」が多くなり、指数にマイナスの影響を及ぼします。

クレジットカードやローンを申し込む際には、申込先を1社か2社程度に絞りましょう

11. 信用力が足りずに借り入れができず、生活が苦しいときは弁護士や司法書士へ相談を

クレジットカードやローンを申し込んでも審査に通らず、生活費が足りなくなってしまっている場合は、弁護士や司法書士へ相談しましょう。公的支援制度を紹介してもらえるなど、生活を改善するための方法についてアドバイスを受けられることがあります

特に、すでに借金を抱えていて返済が困難な状態である場合は、速やかに弁護士や司法書士へ相談して「債務整理」に取り組むことをおすすめします。

債務整理は、借金などの債務を軽減または免除してもらえる可能性がある手続きです。弁護士や司法書士のアドバイスを踏まえて、適切な方法で債務整理を行えば、生活を根本的に立て直すことができます。

借金問題に苦しんでいるなら、すぐにでも弁護士や司法書士にご相談ください。

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12. クレジット・ガイダンスに関するよくある質問

Q. クレジット・ガイダンスの最高点は何点?


クレジット・ガイダンスの指数は、200から800までの数値で表されます。したがって、最高点は800点です。

Q. クレジット・ガイダンスのメリットは?


信用状態が一目で分かる、信用状態に影響を与えている要素を知ることができるなどのメリットがあります。特に消費者(個人)にとっては、クレジットカードやローンの審査の通りやすさや、信用状態に関して改善すべきポイントを知るために有用です。

Q. クレジット・ガイダンスは住宅ローンの審査に影響する?


クレジット・ガイダンスの指数に反映されている支払状況や契約内容などの事情は、住宅ローンの審査においても考慮されます。

そのため、クレジット・ガイダンスの指数を改善すれば、住宅ローンの審査に通りやすくなると考えられます

Q. クレジット・ガイダンスはKSCやJICCも提供している?


クレジット・ガイダンスを提供しているのはCICのみです。他の個人信用情報機関であるKSC(全国銀行個人信用情報センター)とJICC(株式会社日本信用情報機構)は、クレジット・ガイダンスを提供していません。

Q. クレジット・ガイダンスの更新頻度は?


クレジット・ガイダンスの更新頻度は、公表されていません。なお、指数の基礎となる信用情報の更新頻度は月1回とされていますが、加盟するクレジット会社等によって締め日が異なります。

Q. ブラックリストに載っていると、クレジット・ガイダンスはどうなる?


個人信用情報機関に、信用にマイナスの影響を及ぼす情報(=事故情報)が登録されることを「ブラックリスト入り」と呼びます。たとえば、債務の支払いを2〜3カ月以上延滞した場合や、債務整理をした場合などにはブラックリスト入りの状態となります。

ブラックリスト入りしている場合は「支払状況」に問題があるため、クレジット・ガイダンスの指数は大幅に低下すると考えられます。

ただし、事故情報は5〜7年が経過すると抹消され、クレジット・ガイダンスの指数への影響もなくなります

13. まとめ クレジット・ガイダンスの指数が悪いなら生活状況の改善を

CICが提供しているクレジット・ガイダンスの指数は、個人の信用状態をスコア化したものです。信用情報開示によってクレジット・ガイダンスを確認すれば、クレジットカードやローンの審査の通りやすさや、信用状態に関して改善すべき点が分かります。

クレジットカードやローンの審査に通らない場合は、クレジット・ガイダンスの開示を受けて、問題点の改善に取り組みましょう。ただし、すぐに審査に通るようになるわけではなく、地道な取り組みが必要になります。

目の前の借金問題を解決できずに困っているなら、弁護士や司法書士に相談して債務整理を行いましょう。

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(記事は2026年4月1日時点の情報に基づいています)

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この記事を書いた人

阿部由羅(弁護士)

阿部由羅(弁護士)

ゆら総合法律事務所 代表弁護士
西村あさひ法律事務所・外資系金融機関法務部を経て現職。一般民事から企業法務まで幅広く取り扱う。債務整理案件のほか、離婚・相続案件や、ベンチャー企業のサポート・不動産・金融法務などを得意とする。埼玉弁護士会所属。登録番号54491。各種webメディアにおける法律関連記事の執筆にも注力している。東京大学法学部卒業・東京大学法科大学院修了。趣味はオセロ(全国大会優勝経験あり)、囲碁、将棋。
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