依頼者様は、学生時代に奨学金を借り入れており、本来学費に充てるべき奨学金をパチンコや競馬といったギャンブルに費やすようになった。 卒業後、就職したものの収入が低く、また、ギャンブルを断ち切ることができず、奨学金の返済は滞りがちになり、返済のための借金を重ねるようになってしまった。最終的に、どこからもお金を借りられない状況に陥り、自己破産を検討せざるを得ないと判断し、弁護士事務所へ電話をした。 相談当日は、弁護士から具体的な手続きの流れや弁護方針、そして費用について、図示してもらいながら説明を受け、委任契約を締結するに至った。
受任の前より依頼者様へは債権者からの取り立ての電話が頻繁にかかってきていたため、弁護士は速やかに受任通知を発送し、取り立てを停止させた。 弁護士は、依頼者様が準備すべき必要書類や資料について案内する一方で、インターネット競馬の会員登録削除といった生活上のアドバイスをしつつ、破産申立ての準備を進め、準備が整い次第、裁判所へ破産申立てを行った。 申立後は、裁判官との面接なども滞りなく進め、債権者集会もつつがなく終了。 その結果、約3週間後、借金を帳消しとする免責許可決定がなされ、依頼者様は新たな人生をスタートさせる道が開かれた。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
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