依頼者様は仕事のストレス発散としてスマートフォンゲームの限定ガチャに課金を始められ、徐々に金額がエスカレートしました。並行して特定アイドルの「推し活」にも傾倒し、ライブチケット、グッズ、遠征費、特典付きCDの複数買いなどに毎月十数万円を支出するようになりました。パート収入では到底賄えず、複数のクレジットカードのキャッシング枠と消費者金融から借入を重ねた結果、5社310万円の債務に至りました。月々の返済額9万円はパート収入を圧迫し、家賃滞納が発生したため当事務所にご相談のため来所されました。
ゲーム課金と推し活の支出は娯楽目的の浪費であり、免責不許可事由に該当する状況でした。同時廃止事件として申立てを行いつつ、裁量免責に向けた取り組みを徹底しました。受任後はゲームアプリの削除、ファンクラブの退会、SNSの利用制限などにより支出機会を物理的に遮断しました。家計簿の継続記録、家族による収支監督、依存的消費行動に関するカウンセリングの受診などを行い、客観資料として裁判所に提出いたしました。生活習慣の根本的見直しと真摯な反省が評価され、裁量免責により310万円の債務は全て免除されました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
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