依頼者様は20年以上前、収入が不安定だった時期に生活費補填や遊興費として複数の消費者金融から借入を行いました。その後、転職や引越しを重ねる中で返済が滞り、次第に請求や連絡も途絶えたため、借金の存在自体を意識しないまま生活していました。ところが、ある日突然、債権回収会社から電話と書面で支払い請求を受け、遅延損害金を含めた高額な請求に強い不安を覚えました。自分で対応することに危険を感じ、インターネットで時効援用を知り、当事務所へ相談されました。
弁護士は依頼者様から事情を聴取し、各債務について契約内容や最終返済日、裁判手続の有無などを慎重に調査しました。その結果、いずれの債務も最終返済や債務承認から長期間が経過しており、消滅時効が完成していると判断しました。依頼者様が債権者と直接連絡を取ると時効利益が消滅してしまうリスクがあるため、弁護士名義で速やかに消滅時効援用通知書を内容証明郵便にて送付しました。その後、債権回収会社からは請求を取り下げる旨の回答があり、返済義務が消滅したことを正式に確認しました。依頼者様は長年心の奥に残っていた不安から解放され、今後は安心して生活できるようになったと安堵されています。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。